東京建物リゾート株式会社

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食事のひと時が滞在の喜びになること、それがわたし自身の喜びであり、目標です。

Profile

レジーナリゾート富士
フロント

加藤裕子

2014年入社 ヤマザキ学園大学卒
動物看護学を専攻。学生時代に飲食店のアルバイトで接客の楽しさを知り、勉強してきた動物のことにも関わりながら、ホテルパーソンとして飲食サービスに従事することができる東京建物リゾートと出会い、入社を決めた。

レジーナリゾート富士

現在、どんなお仕事をしていますか

レストランおよびカフェとバーのサービスを担当しています。レジーナリゾート富士では夕食に会席料理、朝食に和定食を提供し、ワンちゃんと一緒にゆっくりと楽しんでいただけるので、ワンちゃんとの食事をお目当てに来られるお客さまも多くいらっしゃいます。食事をよりおいしく楽しんでいただけるように、料理はもちろんお酒についても勉強しているところです。山梨県産のワインや地酒の豊富なラインナップから、お料理に合わせて飲み物を提案をしたり、バーで提供する季節のフルーツカクテルをマネージャーと相談しながら、仕込みから自分で行ったりと、知識とともに自分の仕事の幅を広げています。

お仕事をするうえで心掛けていることは

お客さまが必要としていることを察して行動していますが、他のお客さまのことも考え、全体の雰囲気がよくなる空間づくりを心掛けています。お皿の置き方や歩き方、姿勢など、自分の立ち居振る舞いに気を付け、レストランの座席表を組む際には、ワンちゃんの頭数、犬種、相性などを見て、誰もが気持ちよく楽しめるように考えています。ワンちゃんが吠えるときは、「フロントでお預かりしましょうか」とさりげなくお声掛けすることも全体への気配りです。隣り合う席のお客さま同士が仲良く会話されているところを見ると、「きょうのサービスは成功した」と実感します。

どんなときに仕事のやりがいを感じますか

レストランのサービスはチームワークです。厨房のスタッフも含めた全員が仕事を分担して、お互いに連携し、フォローし合って、お客さまにとってよいサービスができたときは達成感があります。入社2年目で後輩を指導する立場にもなりました。後輩は自分を映す鏡のようなもので、褒められていると嬉しく、うまく動けていないときは、私の指導が至らないことを痛感します。最近、嬉しかったのは、リピートのお客さまから、ご主人がICUで治療を受け、退院して最初にやりたいことがここへ来ることだったと聞いたことです。チェックインするとすぐに私を呼んでご報告をいただき、また食事のサービスをさせていただけたことに深く感動しました。

職場の雰囲気を教えてください

スタッフの仲がよく、部署を越えてチームワークは抜群です。面倒見のよい上司や先輩が多く、マネージャーにはワイナリーや酒蔵の見学に連れていっていただき、勉強させてもらいました。その恩返しとして、自分も後輩にいろいろな経験をさせてあげたいですね。

今後の抱負を教えてください

全体を見てきめ細かい配慮ができるチーフは、お客さまのアンケートでいつも評価が高く、尊敬する先輩であり、目標とするホテルパーソンです。ゆくゆくはフロントなども経験してホテルのサービスを総合的に身に付け、レストランのおもてなしに活かしたいです。

紅茶を極めようと、月2回、静岡の紅茶セミナーに通い、製造から勉強しています。ホテルで提供しているロンネフェルト社認定のティーマスターシルバーを取得しました。

継続したことがスキルとなって自分に返り、次のステップにつながることが、接客・サービスの醍醐味です。

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